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女性特有の病気

男女問わずにかかる胃がんや大腸がんのような病気がある一方で、男性には無縁な、あるいは発症率が女性よりも極端に低い病気があります。

女性に特有な病気としては、子宮筋腫のほかにも子宮がんや卵巣がんがあります。症状の一部は似ているため、どれが原因になっているか分からないこともあります。たとえば、不正出血や痛みを感じたとしても、医師の診断を受けなければ、何が問題なのかは分かりません。したがって、婦人科を受診しておく必要があります。

女性が圧倒的に多くの割合を占める病気としては、乳癌があります。ごくまれに男性でも乳がんになる場合もあるのですが、女性の方が100倍ほどのリスクと言われており、患者数のおよそ99%も女性が占めます。

幸いなことに、子宮がんも乳がんも検診によって早期発見できる可能性が十分にあります。たとえば、膵臓癌のように早期発見が困難で、見つかったときには手遅れになっていることが多い病気に比べると、普段から検診を受ける習慣を身に着けておくことで、悪化を予防できると言えます。

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