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子宮筋腫と合併妊娠子宮筋腫合併妊娠が妊婦検診などで見つかるケースは少なくありません。必ずしも出産の妨げになるというわけではありませんし、深刻な影響を及ぼさないケースもありますので、あまり悲観的に考えない方がよいでしょう。子宮筋腫に合併妊娠がある場合でも、出産において支障をきたさないケースと、影響を及ぼすケースがありますが、粘膜下筋腫、筋層内筋腫、奬膜下筋などの種類によっても異なってきますので、まずは検査によって現状をしっかり把握することが大切です。妊娠によって女性ホルモンが多く分泌されるようになると、それによって筋腫も大きくなってくることや、妊婦検診などを受けることによって、この段階で初めて発見されることは多くあります。 原則として、合併妊娠の場合には、胎児への影響を考慮して出産まで手術は行いません。手術に対しては病院としても慎重な姿勢であるはずですが、状況によっては手術を行うことになる場合もありますので、その時には十分な説明を受けておくようにしましょう。 出産においては、子宮筋腫の場所や大きさによって、経膣分娩が難しい場合には、帝王切開をすることになります。経膣分娩ができる場合もありますので、その場合には合併妊娠であっても、帝王切開は行いません。 多くの場合には、一般の妊婦さんと同じような注意をしておけば大丈夫ですが、症状は人によって異なりますので、注意点がないかを主治医に確認しておきましょう。また、痛みなどの異常がある場合には、忘れずに報告しておくようにしてください。 こんなに簡単に! |
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